ペペロミアはとてもたくさんの種類があり、見た目も様々です。その中でもサンデルシーはスイカのような模様の葉がかわいく、人気の観葉植物です。
葉や茎には水分が多く多肉質、赤い茎と緑の葉はまさにスイカを思わせます。
上にはあまり伸びず、葉の枚数が増えてこんもりとボリュームある姿に育ちます。
成長期には花も咲きます。
花と言っても細い棒状の花なのできれいとは言えませんが、元気に育っていると春から夏にかけて沢山咲きます。
ペペロミア・サンデルシーは人気が高いゆえに育て方の相談もよくいただく植物の一つです。


植物名 | ペペロミア サンデルシー |
学名 | Peperomia argyreia |
科目/属性 | コショウ科/サダソウ属 |
原産地 | 熱帯・亜熱帯地域 |
ペペロミア サンデルシーの葉が丸まる!?
ペペロミア サンデルシーは人気が高いのですが
「育てるのが苦手」、「いつもうまく育たない」という声をよく聞きます。
なかでも多いのが、「葉が丸まってきた」「葉の縁がギザギザになる」というご相談です。
実際にお客様が相談に持ってこられたペペロミアがこちら↓

我が家でも一度育ててみましたが、同じ事になりました。
日当たり、用土、肥料、いろいろ考えて試してみましたがやはり変形してしまう…
ずっとイマイチ理由がわかりませんでしたが、ある時に空気の乾燥が原因というのを聞いたのでそれから霧吹き(葉水)を毎日してみることに!
それ以来、お店で管理していても仕入れた時のきれいな状態を維持することができています。

基本的な育て方〜お水やり〜
お水やりは週に1回程度ですが、鉢植えにした年はまだ根があまり回っていないと思うので10日くらいあけても大丈夫です。
冬の間はほとんど成長していませんので2週間に1回くらいです。
土にあげるお水はそのくらいですが、葉水は頑張ってあげましょう!毎日できるといいですね。
1日忘れたからといってすぐに傷むわけではないのであまり神経質にならず、観察ついでにシュッとできるといいかなと思います。その時に株元の小さい新芽にもかかるようにします。
あと気をつけたいのが、せっかく葉水をして潤いを与えているのにエアコンやサーキュレーターの風が当たっていると葉水が追いつかず乾燥の方が進んでしまいますのでご注意を…
〜置き場所〜
明るいお部屋。細かく言うと南向きのレースカーテン有りの窓から1mくらい離れた場所。
または北や東の窓辺。北向きならレースのカーテン無くても大丈夫です。
そしてエアコンなどの風が当たらない場所。
お店で南向きシングルガラスの窓近くに置いていたら葉が外向きに広がりやすかったです。日当たり良すぎるとだらんとしやすい気がします。
1番シャキッとしていたのは北向きの窓辺下辺り。商品なので1番キレイに保てる場所に置きますが、ご自宅ではそこまで気にされなくても大丈夫かなと思います。
〜温度管理〜
観葉植物の中ではそこまで耐寒性が強くはありません。
冬は人が過ごすお部屋(リビングなど)がいいです。
寝室に置く場合、寝る時以外はエアコンつけないなら少し寒いと思うので避けたほうが良いです。最低気温が15度を下回らなければ置けますが成長に最適な温度は25度〜30度くらいですので、15度保てていても観葉植物には少し寒いです。お水やりを控えめにするのが大事です。
~おまけ~
ペペロミア・サンデルシーの赤い茎をカットして土に挿すと根付きます。
根付いたら挿した株元から小さな葉っぱがでてきます。
気温が20℃以上あるとうまくいきやすいです。
ぜひチャレンジしてみてください!
小さな花瓶に活けるだけでもかわいいですよ。
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