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アエオニウム 黒法師

アエオニウム

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アエオニウム 黒法師

冬型の人気多肉植物、アエオニウムの育て方をご紹介します。

 植物名  アエオニウム 黒法師(クロホウシ) 
 学名  Aeonium arboreum 
 科/属 ベンケイソウ科 アエオニウム属
 自生地 カナリア諸島 地中海沿岸

アエオニウムとは

アエオニウムは夏に休眠し冬に成長する冬型多肉植物の代表的な種類です。
お花のようにロゼット状に葉っぱをつけて幹立ちし、枝分かれしながら成長します。
黒法師は葉の色が黒に近いこげ茶色のような色で、多肉の中でもシックで大人っぽい印象です。
きれいな葉の色を出すためにはしっかりと日光に当てることでより濃く黒く色づきます。
アエオニウムの自生地は日本でいう春や秋のような過ごしやすい気候です。
その為、日本の夏と冬は管理法にポイントがあります。

元気に育てるならやっぱり屋外

大前提、多肉植物は外で育てると、簡単にしかも元気に育ちます。
年中室内で育てようとするとハードルがぐっと上がってしまいます。
大きな原因が”日照問題”。多肉は基本的に日光が大好き。
室内は窓からの一方向からの光しかありません。
天井も壁もありますのでどうしても日照が弱くなります。
そして風問題。
サーキュレーターを回していても同じ空気がぐるぐると動いているだけになり新鮮な空気が運ばれてきません。
多肉を育てるための環境(南向きの窓辺における・育成ライトがあるなど・・)が無い場合は
ベランダや庭、玄関ポーチや玄関アプローチで育てることをおすすめします。
(ちなみに、室内の窓辺よりも日当たりがあまりよくない屋外のほうが意外と日照量が多いです)

直射日光に当てて育てた黒法師

年間の管理

過酷な日本の夏を乗り越えて、いよいよ30度下回りだすと成長期です。
夏に弱っていた株もだんだんと葉が広がりだして一回りほど大きくなり見違えるような姿になります。
しっかり直射日光に当てて、お水は週に1~2回たっぷりとあげます。
日に当てることで緑がかっていた黒法師も黒くつややかになります。

引き続き直射日光に当たるところで育てます。葉はピンと張りが出て全体的に大きくなります。
日中10度以上あるうちは週に1回くらいお水やりします。
霜に当たると傷むので、0度を下回りそうになったら室内の窓辺に取り込んでください。
暖房は必要ありません。

最低気温が安定して0度以上になったら再び屋外管理へ。
しっかりと日光に当てて、寒いうちは7~10日に一回くらいのお水やり。
もし屋外に出すのが遅くなり日差しが強くなっていたら葉焼けするかもしれないので
明るい日陰から慣らしてください。
挿し木に挑戦するのも春がおすすめ。気温20度くらいになったら一番長い枝を真ん中あたりからカットして多肉の土に挿してみましょう。カットした元の株からは小さな新芽が出てきます。

梅雨ごろから休眠期に入ります。
雨の当たらない風通しの良い軒下に移動します。直射日光ではなく、少し遮光するくらいがいいです。
だんだんと下葉が枯れて葉の枚数も少なくなり直径も小さくなります。
葉色も薄くなり、緑がかってきてすごく弱っているように見えますが休眠期なのでこういう状態になるのは普通です。
お水やりは2週に1回くらい夕方以降に軽く与えます。35度を超えるようなときはほとんど与えず断水気味にします。
がんばって日本の過酷な夏を乗り越えましょう!(^^)!

植え替え 肥料など

真夏以外はいつでも植え替えできます。
多肉植物の土で植えれば基本的に問題ありません。
大きくしたいからと急に大きい鉢に植えるのはあまりお勧めできません。
乾きが遅くなり、お水やりの頻度がわかりにくく根腐れの原因になりやすいです。
植物が大きくなって鉢とのバランスが悪くなったら植え替え時です。

個性的な多肉を個性的な植木鉢に。

肥料は特に無くても十分日光に当てて育てていたら元気に育ちます。
植え込み時にマグァンプKなどを少量混ぜ込んでおくのもいいと思います。
Riccaでは”マグァンプ”や水に溶かして使う”ハイポネックス微粉”を使うことがあります。

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ハイポネックス微粉はカリ成分が多く、株自体を強健にします。
暑さ寒さや病害虫への抵抗力が高まります。

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